Michelangelo: Divine Draftsman & Designer
CLIENT : メトロポリタン美術館
Summary
この展覧会は、50の公共及びプライベートコレクションから厳選されたミケランジェロの作品200点以上を一堂に集め、その生涯とキャリアを紹介したもの。彼の素描に焦点を当てた展示は、サン・ピエトロ大聖堂の壮大なカートゥーンや、ミケランジェロが最初に描いたとされる絵画、そして彫刻も含んでおり、彼の芸術的遺産を理解するための、重要で洗練された機会を提供した。
世界中のメディアに礼賛され、来場者数が70万を超える人気となる。メトロポリタン美術館で歴代10位を記録。
"The must-see show of the season … an art historical tour de force" —New York Times
"A stupendous metaphysical-visual exhalation … Just go." —New York Magazine
"A magnificent show" —New Yorker
"This is the show of the year." —Observer
"Contains more masterpieces-per-foot than we might ever see in New York again" —WNYC
"Monumental" —Village Voice
"Brilliantly curated by Carmen Bambach ... this is likely the finest show on the artist any of us will ever see." —New York Review of Books
Approach
7年の準備期間を経て実現したこの国際展は、ミケランジェロの素描をメインに据え、彼の世界的に有名な彫刻や絵画は含まれない。
この展覧会をプロモートするにあたり、メディアプランを緻密に策定し、ターゲットをセグメント化して選択、さらにターゲットに合わせたピッチ内容を用意する。
特に、ミケランジェロの故郷であるイタリアでは、ニューヨークの特派員だけでなく、地元メディアにも積極的にアプローチし、インタビューを取り付けた。
このように国際的なメディア戦略によって、この展覧会が”Once in a Life Time”のチャンスであることが世界中に広く伝えられ、多くの外国人もこの展覧会を訪れた。
このPR戦略は、芸術と文化の枠を超えて、国際的な注目を集める重要な要素となる。
閉幕時の来場者数は70万人以上で、メトロポリタン美術館の歴代来館者数第10位にランクインした。