The Tale of Genji:A Japanese Classic Illuminated

CLIENT : メトロポリタン美術館

Summary

『源氏物語』に触発された芸術伝統に焦点を当てた国際的展覧会。120点以上の作品から成るこのエグジビションは、
日本とアメリカの32の公共およびプライベートコレクションから集められたもので、国外に出るのが初めての国宝や重要文化財も含まれる。

記者会見には様々な国のメディア100人近くが参加。日本文化を讃える記事が数多く発信され、入場者が20万人を超える人気展となった。

ギャラリーには絵画、書道、絹の打掛、漆器、将軍の花嫁のための駕籠、浮世絵の版画や現代のマンガなど、約1000年にわたる源氏物語関連の芸術作品が展示され、
世界中から訪れた人々に、平安時代の「宮廷の魅力的な世界」への窓を提供し高い評価を得た。

教育プログラムも充実しており、源氏物語に触発されたオペラ「紫式部の月」の委託・上演や、源氏物語にインスパイアされたマンガ「あさきゆめみし」でも知られる大和和紀氏による講演も行われた。
メトロポリタン美術館と日本国際交流基金の共同企画。東京国立博物館と石山寺の協力の他、沢山の団体から支援を受け実現。

"Sheer pleasure" —The Washington Post

"Captivating" —The Wall Street Journal

"Glorious . . . as sumptuous and sprawling as the book itself" —The New York Times

"The 'Game of Thrones' fan base is nothing compared to the one for 'The Tale of Genji'"—The New York Post

Approach

「Japan2019」は、米国で実施された日本文化を海外に発信するための大規模なイニシアティブで、その中核となったのがニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された「源氏物語展」。
その内覧会では、石山寺の僧侶たちが中心となり開白法要を執り行い、約100人の国際色豊かなメディア陣を魅了する。

開催期間中には、『源氏物語』にインスピレーションを受けたオペラの上演や、少女漫画『あさきゆめみし』の作者、大和和紀氏の講演など、多様なプログラムが組まれ、日本文化と芸術の普及に貢献。
各イベントにつき特定のターゲット層に合わせたPRプランを策定し、オーダーメイドのアプローチを実施。この効果的なPR戦略により、
展覧会は多くのメジャーなメディアに取り上げられ、20万人以上の来場者を集める大盛況となった。