Age of Empires:Chinese Art of the Qin and Han Dynasties

CLIENT : メトロポリタン美術館

Summary

兵馬俑を含む、古代中国の160点以上からなる展覧会。
作品は、中国の32の博物館や考古学機関から特別に貸し出されたもので、多くは西洋で初めての公開。

秦と漢の時代の芸術と文化における劇的な変化をとらえ、ペルシャ、ヘレニズム美術、南および東南アジアからの文化的影響も紹介した重要な展示。
記者会見には大勢のメディアが参加し、ニュースやフィーチャーストーリとして世界中に発信。中でも中国メディアは精力的にこの展覧会について報道した。
主要な学者によって書かれた包括的なカタログと、講演、学術シンポジウム、そして展示会のテーマに触発されたタン・ドゥンによる新しい音楽作品など、一連の教育プログラムが含まれる。
中国招商銀行をはじめとする複数の基金が支援。

Approach

この展覧会では、米国と中国のメジャーメディアを主要なターゲットとした。
中国語のプレス資料を用意し、内覧会には両国から多数のメディア会社が参加。

PBSの「NYC-ARTS」というアートに特化した番組で、メトロポリタン美術館の前館長フィリップ・デ・モンテベッロ氏が展覧会のキュレーターにインタビューを行うなった他、
多くのメディアが取り上げ、積極的に報道が行われた。

また、ニューヨークを拠点とするほとんどの中国メディアがこの展覧会をカバーし、英語での報道を行う中国メディアも複数存在した。
当時、ニューヨークへの中国人旅行客は年々増加しており、中国語でのニュース発信は、これらの旅行者を展覧会へ誘うのに一役買ったと考えられる。