Art of the Samurai: Japanese Arms and Armor, 1156-1868

CLIENT : メトロポリタン美術館

Summary

サムライの芸術的な側面に焦点を当て、数世紀にわたる日本の武士文化の卓越した芸術的側面を紹介する大規模特別展。
国宝34点、重要文化財が64点、重要美術品6点を含む214点の傑作が一堂に集められる。日本国内の60以上の公私のコレクションから厳選され、世界で最も包括的な日本の武具の展覧会となった。

ニューヨークタイムズのアートセクションの一面を飾るなど、多くのメディアから高い評価を受ける。
日本の主要メディアもこの展覧会に広範なカバレッジを行い、サムライ展の詳細を日本国内に伝えた。

メトロポリタン美術館、日本政府文化庁、東京国立博物館の共催

Approach

日本の文化遺産の壮大な展示プロジェクトで、数々の国宝と重要文化財を含む。
アメリカには国宝や重要文化財に相当するランク付けがない点を踏まえPR戦略を策定。
ヨーロッパの騎士道との比較、新戸部稲造の『武士道』からの引用、歴史的文脈との結びつなど様々なアングルを用意。
ファッションメディアもターゲットの一つに加え、洗練された鎧、陣羽織、兜など、作品の美的かつ独創的なデザインと歴史的背景の融合にもスポットを当てる。